今日は能のお話を少し書きます。
私はひょんなことから、能楽に親しむ機会を得たのですが、
この、能楽というのは、民話をベースにしたものが数多くあります。ですから、能に出てくる登場人物の中には、子供の頃に親しんだ、なじみの者達も居たりします。
今年、平成18年8月8日に、横浜能楽堂で、養老−水波の伝という演目が演じられます。親孝行な息子の話で、神々の舞のある格式高い演目です。
今日、後ほどお届けする予定の日本の民話「養老の泉」は、養老の滝の話としても残る、能楽「養老」の元ネタです。
少し前にお届けした、強清水をはじめ、これに類する話は、イロイロあります。
夕餉の後や仕事の合間のひとときに語った人々の他愛ない話が、語り継がれ、立派な演目として世に残っている…当たり前のようでいて、なかなか素敵なことだと思います。そういう人々の心の通ったお話を、ずっと伝えていけないかな、と思っています。